イカのエンペラとは? 語源や美味しい食べ方について

イカのエンペラとは? 語源や美味しい食べ方について

イカのエンペラと聞いてどの部分のことかわかる方は、なかなかのイカ好きかと思われます。しかしその語源などはなかなかご存知無いのではないでしょうか。

 

 

エンペラってどの部分?

イカのエンペラとは俗にイカのミミと言われる部分で、正確にはイカの胴体横にあるヒレ一対を言います。種類によりエンペラも様々な形をしています。

 

エンペラって変わった名前だけど

エンペラと聞いて思い出すのはエンペラー、つまり皇帝です。そんなダジャレじゃあるまいし、と思われるかもしれませんがこれは本当にそれが語源という説があります。フランスの皇帝ナポレオンの肖像画を見ると特徴的な三角の形をした帽子をかぶっていますが、これがイカの胴体と似ていると思った誰かがエンペラと呼び出したらしいです。

 

エンがペラペラ

しかし違う説では縁(えん)がペラペラだからエンペラと呼んだと言う説もあります。キムタクみたいな説ですが、前述のナポレオン帽子説よりもこちらのエンがペラペラ説の方が有力だそうです。

 

エンペラの食べ方

基本的にはイカの胴体の一部なので、普通にイカと思って料理すれば美味しく食べられます。ただ若干、胴体部分より皮が剥きにくいので、皮を剥かずにそのまま出来る料理法が向いているようです。そういった理由から、刺身だけは少し難しいかもしれませんがもし上手く皮が剥ければ全く問題なくお刺身でもいただけます。天ぷら、塩辛、和え物、煮物などの料理は全く問題無く、美味しく食べられます。

 

いかがでしたでしょうか。イカは胴体はもちろん、ゲソもエンペラも全て美味しく食べられる素晴らしい食材だなと思います。改めて、食材としてのイカの価値を再認識しました。

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