食用にされるイカの種類は?味や食感の違いは?
イカの種類は全世界でみると500種類もあるといわれています。日本近海だけでも約130種類のイカがいるのだそうです。
そして、イカを食用として最もよく食べられているのが日本!世界第一位なんです。
今回は、その中から何種類かのイカについて、味や食感の違いをお話してみたいと思います。
イカの種類とその味は
まず、日本人にお馴染みで一番よく食べられている【スルメイカ】は、三陸などでは【真イカ】とも呼ばれています。食感としては“後を引く甘さ”が特徴です。腑も美味しいことから、内臓を利用した塩辛にも大変向いているイカだといえます。
次に、スミをたくさん含んでいることから“スミイカ”とも呼ばれている【コウイカ】は紋甲イカにも似ています。身が厚く、甘くてモッチリとした食感が特徴ですが、スミを吐く力も半端ではありません。
また、地方によっては呼び名が“水イカ”に変わる【アオリイカ】は、肉厚であり食感はもちっとしています。甘みもあり、イカの中では特に美味しいと評判のあるイカです。
この他にも、柔らかくて甘みがある【ヤリイカ】や、小さい身ではあるにもかかわらず弾力性と甘みを持つ【ホタルイカ】など、味や食感が違うイカの種類がありますが、全体的にイカの味は甘くて食感はもちっとしているといえます。
イカに含まれる栄養と効果
全世界にもイカの種類はたくさんがありますが、生産量の約6割が日本で消費されているということです。それ程日本人はイカが好きだといえるのです。以前、イカにはコレステロールが多いといわれたことがあって消費が激減したこともありましたが、その後イカにはタウリンが豊富に含まれていることがわかり、再びイカの人気が復活しました。
高タンパクで低エネルギーのイカは今後ますます重宝され、消費されるであろうと思われます。
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