イカの卵って食べれるの?
イカの卵というのは、食べてみるとなかなか美味しいものです。ただ、あまり市販されていないので、通常はイカを買ってみたらたまたま腹のなかに卵が入っていたという場合がほとんどです。そんな場合に捨てたりせずにおいしく食べられるように、イカの卵の特徴や調理法について解説してみました。
イカの卵の産卵期と食感
イカの場合、産卵期は種類によってバラバラで、また、同じ種類でも年に二回も産卵期があるものもいます。そのため、いつ買えば卵を持っているか、というのを一概に言うことはできません。ただ、産卵期は他の魚介類と違って、かなり長期間となります。そのため、イカをよく食べていれば、抱卵したものに遭遇する確率もかなりあります。
また、イカの卵の食感は魚の卵のようにプチプチとしたものではなく、ねっとりとした食感で独特の歯ざわりがあります。そして、卵とセットになっている一見白子のように見える白い塊はイカの卵巣です。
イカの卵の調理法と気をつけておきたいこと
イカの卵は煮付けなどにして食べるのが一般的ですが、実は生でも食べることができます。ただし、イカにはアニサキスという恐ろしい寄生虫がいます。そのため、卵を生で食べると非常に低い確率ですが、アニサキスに当たってしまう可能性があります。ですから、どうしても生で食べたい場合は48時間以上冷凍してアニサキスを殺す処理をする必要があります。
イカの卵はいまのところ一般的な知名度は低いですが、一種の珍味といえる味わいがあります。ですから、もしイカを調理している時に見かけたら、捨てたりせずイカの卵料理にチャレンジしてみましょう!
|
|