ヤリイカとスルメイカの見分け方・違い

ヤリイカとスルメイカの見分け方・違い

イカにはたくさんの種類がありますが、その中でも【ヤリイカ】と【スルメイカ】は見た目が似ているので見慣れていない人には判別が難しいと思われます。そこで今回は【ヤリイカ】と【スルメイカ】のそれぞれの特徴に加え、見分け方や味の違い、向いている料理の方法などを紹介したいと思います。

 

 

ヤリイカの特徴

ヤリイカは水深100~200mの砂泥底の海域に、北海道から九州まで沖縄以外の全国の沿岸に生息しています。その中でも青森県の漁獲量は日本一で、全体の約3割を青森県が示めているといわれています。味の方は、身がうすくてコリコリしていて甘みもあるのでお刺身で食べるのが一番美味しいといわれています。しかし、肝が少ないので塩辛には向いていません。

 

スルメイカの特徴

スルメイカは北太平洋海域に分布しており、夏から秋にかけてが漁獲の最盛期だといわれています。肉食性であって小魚などを追いかけることもあり、かなり動きが活発なイカです。わりと目にすることは多いと思いますが、美味しい食べ方は新鮮なものならお刺身で、そうでないそうでないものは塩焼きやフライ、煮物などがおすすめです。また、肝を使った塩辛も絶品の1つだといえます。

 

ヤリイカとスルメイカの見分け方

さて、ヤリイカとスルメイカを見分ける方法ですが、まずイカの耳を見て、耳が胴の真ん中くらいまで伸びているのが【ヤリイカ】で、胴が長く、小さい菱形の耳で足の長いのが【スルメイカ】になります。また、ヤリイカの足の方がスルメイカの足よりも短いということも見分ける1つのポイントであるといえます。

 

やりいかもスルメイカも美味しいイカに変わりはありませんが、見分けるポイントを知って適した料理に活かせるようにできるとなお一層料理が楽しくなるのではないでしょうか?

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