焼き魚の食べ方のマナー
近年、家庭での魚離れが進み、小骨などが多い魚は、姿焼きより切り身を好んで食べる傾向にあるようです。しかしながら、外食などでは出てきた姿焼きを食べる機会もあるでしょう。最低限の食事マナー、綺麗な食べ方くらいはを心得ておきたいものです。
焼き魚の食べ方
種類にもよりますが、大体の焼き魚は以下のようなポイントを抑えれば綺麗に食べることができます。
- 魚は頭を左にして皿におこう。
- 魚を食べていく方向は、姿焼きでも切り身でも「左側→右側」が基本。
- 姿焼きの場合は、「腹側→背側」の順に食べていこう。
- 上側を食べ終わったら、頭と中骨を取り外して、皿の左上に置いてから、下側の身をまた左側から食べていこう。
- 残った頭や中骨、皮は皿の左上にまとめておこう。
- 中骨は折って小さくおくと良いでしょう。
注意点
- 箸だけで骨を取り除くのは難しいこともあります。手を添えるだけであればマナー違反ではないので、左手を魚の頭などに添えて補助するといいでしょう。左手を添えると、必ず手が汚れるので、お手拭きなどでしっかり拭き取りましょう。
- 上側を食べ終わったあとに、ひっくり返して食べるのはバッドマナーです。面倒ですが、頭と中骨を取り除いてから、下側の身を食べましょう。
- 残った頭や中骨、皮は皿の左上に置くだけでもいいですが、懐紙をかぶせて隠すか、包んでおくとなおスマートです。
焼き魚を食べなれない人には食べ方の手順は面倒に感じるかも知れませんが、慣れるとスムーズに食べられるようになります。箸は身を取りやすいように先の細いものを使うと良いでしょう。
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