魚のうろこは食べられるもの?必ず取るべきもの?
魚のうろこは残したままだと、口当たりが悪く、調理の際にも味が染みにくいため、下ごしらえの段階で取り除かれます。
ただ魚の種類や調理法によっては、うろこを残したまま調理して食べることもあります。
この記事ではどのような場合に、うろこをつけたまま食べるのか、例をご紹介します。
うろこを処理しなくてもいいケース
川魚のように、小さなうろこを持つ魚を焼き物にする場合、口当たりに大きな影響がないことから、うろこをつけたままで調理します。
調理法によっては旨味を閉じ込める効果もあります
ただ小さなうろこの魚でも、煮魚のような調理法の場合は、うろこを残すことで口当たりが悪くなるため、包丁を使って事前に取り除いておきましょう。
うろこごと調理する方法
からあげにして食べる
大きなうろこを持つ魚でも、からあげにしてパリッと揚げることで、うろこが気にならず香ばしく美味しくなります。
若狭焼きで食べる
福井県若狭地方では、アマダイ(グジ)をうろこごと焼いて食べる若狭焼きと呼ばれる調理法があります。
アマダイを昆布だし、酒、醤油、みりんを合わせた若狭地に漬け込み、4時間ほど陰干しをしてから、うろこごとこんがり焼いて食べます。
魚のうろこは一般的に取り除かれますが、魚の種類や調理法によってはあえて残すことで美味しくなることもあるのです!
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