マグロの「ネギトロ」と「たたき」の違いって?
マグロには、さまざまな食べ方があります。刺身だけではなく、ネギトロやたたきなど、多種多様な食べ方のバリエーションがあり、飲食店でも工夫を凝らしたマグロメニューが多数揃えられています。
そんなマグロなのですが、「ネギトロ」と「まぐろのたたき」の違いについては、案外知られていません。今回、マグロのネギトロとまぐろのたたきの違いについてを紹介します。
ネギトロ
ネギトロとまぐろのたたきですが、形状としてネギトロの方が凝縮感があり、たたきは細かくぶつ切りにした見た目の違いがあります。
ネギトロは、マグロを解体した時に出てくる中骨にこびりついている「中落ち」をそぎ落としたものが使用されています。
処理を行う業者によっても違いはありますが、一般的にはその中落ち部分をネギとたたいて混ぜて固めて商品として使用されています。
まぐろのたたき
まぐろのたたきは、中落ち部分ではなく、通常の柵部分を細かく刻み、それを叩いたものとされています。
また、カツオのたたきと同様に、柵部分を火で炙ったものを、通常通りに捌いたものをたたきとして扱う飲食店もあります。
基本的には、同じマグロではありますが、部位の違いなどによって、使い分けられていると理解しておくと良いでしょう。
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