マグロの初競りについて。なぜ高値で落札されるのか
マグロの初競りは毎年ニュースになるような最高の高値となりますが、なぜ高値で落札されるのでしょうか。初競りの仕組みを少しご紹介します。
2017年の最高値は1本7,420万円
2017年の初競りで大間産のマグロ212kgが7,420万円で落札されています。
これまでの記録から言うと2番目に高い金額での取引です。
kgあたり35万円で100g35,000円という高すぎる値段と言えるでしょう。
大間の本マグロがいくら高いと言っても通常の10倍以上の高値が付いています。
なぜ初競りはこのように高騰するのでしょうか。
高値の理由は
「すしざんまい」の社長が初競りの最高値を付けましたが、1つには初競りで高値を付けることによってニュースになると言う宣伝効果もあります。
初競りと言いますと注目を集めますので、どれだけの高値を付けるのかといったことが風物詩にもなってきています。
また、初競りはご祝儀相場でもあり、宣伝の意味もあり毎年年間の最高値を付けています。
ただ全体的に見れば、2017年に高値を付けたマグロは一部のマグロだけと言われています。
マグロの入荷数はこれまでに比べて減っていて、1本100キロ以下のものは前年より2割程度安かったとも発表されています。初競りでは最高値だけが跳ね上がる傾向にもなってきていると言えます。
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