魚介類の焼き物の種類

魚介類の焼き物の種類

数ある魚料理の中でも焼き物は最もシンプルなように思われがちですが、実はとても多彩で奥が深い料理です。基本的な調理法だけでも11種類の焼き方があります。

 

 

塩焼き

塩のみで味付けをする焼き物の中で最もシンプルな調理法です。塩は味付けだけでなく魚のうま味を引き出す役割を担っています。

 

味噌焼き

味噌に魚や肉を漬け込んで焼いたり、焼きながら直接味噌を塗る調理法です。白味噌を使用する場合は、西京焼きと呼ばれます。味噌焼きは身質や味が塩焼きに不向きな魚に適用されることが多い調理法です。

 

柚庵焼き

魚や肉を醤油、酒、みりん、柚子の輪切りを混ぜたものに漬け込んで、焼き上げる調理法です。ユズの香りが食欲をそそる調理法です。

 

照り焼き

醤油ベースに酒、みりん、砂糖を混ぜた甘みのあるタレに、魚や肉を漬け込んで焼く料理です。甘ダレにより表面に現れる「照り」が名前の由来です。照り焼きにはブリのような身が締まり脂のある魚が向いています。

 

雲丹焼き

焼いた白身魚やイカなどに、練ったウニを塗って仕上げる調理法です。高価なウニを使う少々贅沢な焼き物ですね。

 

黄身焼き

タラやサワラなどの白身魚やイカを素焼きしたあとに、酒やみりん、卵黄を混ぜたタレを塗りながら焼き上げます。

 

くわ焼き

鳥の肉や魚に、みりんと砂糖を加えた醤油ベースタレをたっぷり絡めて焼き上げる料理です。魚だとサバやカジキに合う調理法です。

 

若狭焼き

醤油、酒、ダシを混ぜた若狭地を魚にかけながら焼き上げる料理です。軽く塩を振って干した甘鯛などを使用します。。

 

ホイル焼き

魚や野菜などを、アルミホイルや和紙などで包んで蒸し焼く調理法です。調味料の味がよく染みこむので、淡泊な味の白身魚やイカを使用することが多いですね。

 

魚の焼き物は11種類と非常に多い調理法ですが、ほとんどが家庭にある材料で簡単にできるので、毎日の献立に変化をつけるのにぴったりです。

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