魚介類の保存・鮮度維持

魚介類の保存・鮮度維持

魚が安い時にたくさん買っておき、冷凍保存しておく…というのは家計を助ける一つの知恵です。でももしも間違った方法で冷凍すると鮮度が落ちてしまい美味しさが半減するかもしれません。魚の正しい冷凍保存方法魚を冷凍保存する場合、抑えておいて欲しいポイントは以下の点です。トレーのまま冷凍しない魚のトレーごと冷凍すると、魚の下にひいてあるドロップ吸収用のスポンジまで一緒に冷凍することに…。ドロップは生臭さの原因...

新鮮な魚を大量に入手したときなどは、食べきれない分は冷凍保存しておくのが一番です。新鮮なうちに冷凍することで、魚の劣化や細菌増殖を抑えることができます。しかしながら、魚は半永久に保存できるわけではありません。美味しく食べるために、冷凍保存が可能な期間があります。冷凍魚の賞味期限まず大体の家庭用の冷蔵庫は温度が18度くらいしかありません。このくらいの温度では魚の身は冷凍できても脂肪分の酸化を抑えるこ...

焼き魚が余ってしまった場合、冷蔵庫保存すると思います。1度火を通したわけですから、生魚よりは日持ちすることは確実ですが、だからといって何日も放置していいわけではありません。今回は焼き魚の日持ちというテーマでお話しています。。最低でも3日以内には食べよう焼き魚は雑菌の繁殖を促す水分がある程度抜けているので、冷蔵保存でも3日は日持ちするでしょう。ただいくら火を通していても、その後は菌は繁殖するので、で...

焼き魚1度に多めに作っておき冷凍保存しておくと、調理の手間が省けます。しかし冷凍しても永遠に保存できるわけではありません。焼き魚の冷凍保存はどれくらいの期間もつのでしょうか。焼き魚を冷凍保存できる期間は焼き魚の冷凍保存の場合は1ヶ月程度は日持ちするでしょう。味が落ちても良いなら2ヶ月でも大丈夫なことは大丈夫です。どのみち冷凍保存した場合、焼きたてのような味や食感はありませんので、食べる時には一手間...

余ってしまった焼き魚。ラップをかけて冷蔵庫にしまうのを忘れてしまっていたこと結構あります。しかしいくら翌日食べるといっても、生ものを常温保存で1日置いたものを食べてしまって大丈夫なのでしょうか。焼き魚は翌日までなら常温保存でもOKあくまで個人の経験上ですが、加熱することで雑菌は一度死んでいるので、翌日食べるなら常温でも問題ないと思います。少なくとも私は腹を壊したことはありません。ただし夏場は注意が...

食材は水分が多いと雑菌が繁殖します。ですから先に塩漬けで水分を抜いておき、燻してさらに水分を飛ばした燻製の魚は、かなり保存性が高いです。逆にいえば保存期間はどれほど水分を飛ばしたかに左右されます。中途半端なら1週間程度で劣化が始まりますが、中までしっかり燻して水分を完全に飛ばした場合は数年単位で保ちます。燻製というのはいわば保存食です。冷蔵庫がなかった時代にあみ出された先人の知恵なので、冷蔵庫が当...

魚の酢締めは昔、海沿いで獲れた魚を内陸部に運ぶために編み出された保存法です。普通の生魚よりも長く保存することが可能です。酢じめの保存性が高い理由酢締めの保存性が高いのは、塩で雑菌の繁殖のもとである水分を抜き、殺菌効果のある酢で漬けているからです。腐敗の原因は雑菌ですから、その雑菌を絶てば当然魚も傷みくくなります。とはいえ干物のように月・年単位で保つわけではなく、せいぜい3日というところです。しかし...

魚の干物は冷凍保存するとかなり長持ちしますが、間違った方法で保存するとパサついて美味しくなくなってしまいます。そこで今回は魚の干物の正しい冷凍保存方法についてお話しています。魚の干物の乾燥を防ぐために干物は冷凍している間でも、じわじわと水分が蒸発してしていきます。乾燥した干物は硬いしパサつくしで美味しくありません。なので水分の蒸発を防ぐためにも干物は一枚ずつラップに包んで冷凍しましょう。二重にする...

魚の干物は作った日付だけ書いてあって、賞味期限や消費期限を書いてないものがあります。また自分で作ったは良いけど日持ちがよくわからなないという方もいるかと思います。冷蔵庫で4日程度日持ち干物を冷蔵保存した場合3~4日程度を賞味期限と思ってください。いくら保存食といっても、冷凍せずにそれ以上保存しておくと劣化は進行していきます。具体的には風味が悪くなったり、水分が抜けて硬くなったりパサついたりしまいま...

煮付けた魚はどれくらい日持ちするのか。ということですが、美味しいうちに安全に、という前提ならば、冷蔵保存・・・2~3日程度冷凍保存…1ヶ月程度せいぜいこんなところでしょう。冷凍だと長持ちですが、あまり長すぎると身がパサついて美味しくなくなるので早めに食べるに超したことはありません。パサつきに関しては冷蔵の場合も冷凍の場合も、煮汁も一緒に保存することでかなり抑えることができます。熱々のうちに保存して...

魚の缶詰を開けたはいいけど、食べきれなくて保存することもあると思います。缶詰は年単位で保存可能な保存食ですが、それはあくまで開封前の話。開けた後の日持ちは普通の生ものと同じですので、早めに食べなければなりません。開けた魚の缶詰の日持ちは長くて3日日本缶詰協会は封を開けてからの保存日数を2~3日程度としているので、長くて3日目には食べきるようにしましょう。中身をお皿に移し替える同じく日本缶詰協会は余...

魚は鮮度が命です。鮮度が落ちた魚は味も食感も劣化し、下手すればお腹を壊します。そこで今回は魚の鮮度をできるだけ長く維持する方法を紹介したいと思います。魚の鮮度維持方法釣った魚の鮮度を出来るだけ長く維持する、最も基本的な方法です。血抜き魚の生臭さの原因になる血を抜くことで鮮度を保つ方法です。特別な道具で脳死させた後に心臓近くの太い血管を切ることで血抜きをします。神経締め魚の血抜きと一緒に行われること...

魚は水分が多く、雑菌が繁殖しやすい食材なので、鮮度には常に気を配る必要があります。特に時間経過と鮮度低下の関係については把握しておいた方がいいでしょう。魚の死後硬直までの時間魚は絶命後、死後硬直していきます。直売所では死後硬直したものを「活き」として売っていて、魚の身がプリプリしているのはこの状態の時のものです。この死後硬直の持続時間は魚の種類や大きさ、温度、漁師さんのシメの仕方によって変わってき...

美味しい魚を楽しみたいのなら鮮度が高いうちに食すことが大切です。ただどうしてもすぐには食べられないこともありますよね。そんな場合の為に、魚の鮮度を出来るだけ高く保つ、日持ち性重視の保存方法を紹介します。保存前の下処理内臓をとる魚はまず内臓から先に腐っていき、それが広がり身の腐敗が始まります。その為先に内臓をとっておけば身が痛むのを遅めrことができます。また、エラ部分も同様なので切除しておくのが望ま...

魚の鮮度というのは見た目や味、臭いなど感覚的なもので判断するのが普通です。しかしそれを生化学的に表した「K値」と呼ばれている指標があります。K値というのはどんな計算で出されてどんな値ならどういう意味を持つのでしょうか?K値とは魚の新鮮度合いを数値で表したものです。「%」で表し、低いほど鮮度が良く、高いほど鮮度が低下していることを示しています。刺身なら20%以下、加熱用なら50%まで、60%以上は腐...

生臭い魚はどうしても食欲が失せてしまいますよね。しかしこの生臭さ発生の理屈を知っておけば対策を打つことができます。生臭さの原因成分魚の生臭さはトリメチルアミンという物質が原因です。このトリメチルアミンは魚の旨み成分トリメチルアミンオキサイドが雑菌で分解されることで発生します。魚の死後硬直が溶けてくると、雑菌の活動が活発化し、雑菌の持つ酵素によってトリメチルアミンオキサイドが分解されトリメチルアミン...

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