魚のエラは食べられないの?

魚のエラは食べられないの?

魚のエラは通常、下ごしらえの段階で取り除いてしまいます。でもエラをなぜ取り除く必要があるのか。食べられないの?と疑問に思ったこともありましょう。これは単純に美味しくないからなのでしょうか。

 

魚のエラを取り除く理由

魚のエラは、酸素を血液へ取り込むための器官であるため、血液量が多いです。血液が残ってしまうと臭みが味全体に広がるため、下ごしらえの段階で取り除きます。

 

毛細血管が集中するエラは、細菌の増殖で腐りやすい場所でもあるため、鮮度を少しでも長く保つために取り除く必要があるのです。

 

エラを処理しないと・・・?

例えばエラを処理しないまま煮物を作ったとしたら、煮汁がとてお血生臭くなってしまいます。せっかく美味しい煮汁を作っても台無しになってしまうので、必ずエラは取り除くようにしましょう。

 

エラの取り除き方

小さな魚は包丁で簡単に切り落とすことができますが、大きな魚は以下のような手順を踏んで取り除きましょう。

 

  1. 魚のエラを指で持ち上げ、エラと身をつなぐ部分に包丁で切り込みを入れておく。
  2. 両側に切り込みを入れたあとに口先との接続部分を包丁で切り離す。

 

エラを使った料理

基本的には廃棄物となるエラも、調理法次第では食べることができます。

 

能登ではブリのエラを利用した「ぶりかげ」と呼ばれる料理があります。エラ部分を数カ月にわたり塩樽に漬け込み熟成後に、塩抜きをして味噌焼きや味噌たたきにするのです。

 

このほかにも、タラのエラを使った大分の「たらおさ」、青森の「じゃっぱ汁」、氷見の「にんぴん」、韓国の「チンジャ」など、エラを利用した料理は意外とたくさんあります。

 

エラは、血液量が多い部位のため、料理の味を落とさないために下ごしらえで取り除きます。一方で、エラを利用した料理で代表的な「ぶりかげ」のように、ブリやタラのエラを利用した料理も多数あります。

 


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