美味しいうなぎの選び方
生のうなぎを店頭で見る機会自体少ないかもしれませんが、もしも生鮮魚コーナーに並んでいたら、以下の点を基準にしてみてください。
- 身に傷が少ないもの、均等に厚みがあるものを選ぶ。
- 皮の端が汚いもの、細みなものは避ける。
- 細長すぎず横幅が広いものを選ぶ。
皮の厚みやヘリを見るのは、硬くて分厚ければ焼いたときに皮が丸まりやすいからです。見栄えはプリっとなりますが身も総じて硬いものが大半です。
調理済みうなぎの選び方(産地別)
スーパーで売られているうなぎの蒲焼きの産地は、主に「国産」「中国産」「台湾産」の3種になります。それぞれの特徴は以下の通りです。
中国産
一番安いのは中国産の養殖ものです。国産に比べて身が厚く、脂のりが良いという声が多いです。逆にこれがしつこいと好まない人もいます。安全性に関して、昔はよく有害物質が検出され、販売中止になったり、輸入禁止になったりしていましたが、そういったトラブルを経て、中国側、日本側で厳しい検査基準が設けられるようになり、今では大分改善されたように思います。勿論保証はできませんが、過度に気にすることもないと思います。
台湾産
味や食感などは中国産とほとんど変わりませんが、露地養殖(自然環境に基づいた飼育方法)がされており、天然ものに心が動く需要層に人気があります。また日本並みに厳しい生産・管理体制があるので安全性においても信頼していいといえるでしょう。
国産
身が薄く固め、あっさりしているという声が多いです。国産ということで信頼度を売りにしていますが、高値であることがネックとなっています。中国産の倍近い値段です。よって一般庶民が思い浮かべるうなぎのイメージは、圧倒的に中国産のほうが多いと思います。
タレがたっぷりの蒲焼きでは、少し見づらいですが皮が丸まり過ぎているものは、硬い場合が多いのでやめておいたほうがいいでしょう。
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