ひつまぶしとうな丼の起源・歴史
うなぎの蒲焼を炊き立てご飯にのせて甘辛いタレで食べる“うな丼”、うなぎの蒲焼を細かく刻んでおひつのご飯にまぶして食べる“ひつまぶし”これら2大うなぎ料理の起源・歴史について紹介したいと思います。
うなぎ自体は、はるか昔縄文時代の遺跡の貝塚から、骨が出土しています。文献によると1399年頃からうなぎの蒲焼が登場したといわれています。万葉集の和歌でもうなぎについて詠まれています。
ひつまぶしの起源と歴史
ひつまぶしの起源や歴史については諸説あり、正確なところはわかっていません。ただ「ひつまぶしのようなもの」が作られるようになったのは明治時代からで、
- “まかない料理”として出していたことから
- うな丼を小分けにする為に、ご飯に細かくしたうなぎをまぶして、分けやすくしたことから
- 冬になると固くなるうなぎの皮を美味しそうに見せるために工夫し始めたことから
などなど、始まりについては色々な説が挙げられています。
うな丼の起源と歴史
諸説はあるものの、うな丼の発祥は1804年~1817年頃ではないかといわれています。
最初はどんぶりにご飯とうなぎが入ったものでしたが、冷めることを防ぐために明治時代に入ってからはどんぶりに蓋をかぶせるようになったことがわかっています。
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