デンキウナギは食べられるの?
うなぎにも様々な種類がいますが、中でも個性を放っているのが、電気を放出することができるデンキウナギです。
電気を発する魚は何種類かいるのですが、その中でも特に有名なものの一つと言えるでしょう。別名シビレウナギと言います。
デンキウナギはウナギじゃない?
見た目が細長い円筒形であることから、ウナギと名がついてはいますが、体の構造や生活体系は異なり、生物学的にはウナギとは縁遠く、むしろ鯉に近いとされています。
南アメリカのアマゾン川やオリノコ川流域の濁った小川や沼に生息し、全長約2メートル、体重20kgを超えるほど大きく成長することもあります。
肉食性で主に魚を食べていますが、両生類や鳥類のほか、小型の哺乳類をも食べることがあります。
デンキウナギの電気について
危険を感じたときや獲物を襲うときに放電して、500Vから800Vの電圧の電気を発生させます。
一般の家庭用コンセントの電圧が100Vであることを考えると、かなり高い電圧であることがわかるかと思います。
デンキウナギは食べられるの?
本題ですが・・・
- テレビ番組で実際に料理して食べるところが放映されている。
- 釣り好きの方が現地で釣ったものを料理して食べた結果をWeb上で写真入りで紹介していたりする。
・・・といったところを見ると、食べることはできるようです。
デンキウナギも捌いてしまえば、放電はせず、食べたからと行って感電することはないみたいですね(^▽^;)
どんな味がするの?
デンキウナギの身には筋肉が少なく、そのほとんどが脂身です。だから脂っこすぎて苦手という人もいれば、角煮のようで美味しいという人もいるようです。
デンキウナギというのは、自分で発する電気でも感電します。しかし分厚い脂肪が絶縁体の役割を果たしているので、自分へのダメージは最小限になっているのです。
まあそこまで不味いモノでもないようです。
テレビで、タレントの若槻千夏さんがデンキウナギの蒲焼きを食べていましたが、彼女によると「予想外にうなぎ」なんだとか。
|
|