天然うなぎと養殖うなぎの違い
天然うなぎと養殖うなぎの違いを紹介しています。
天然うなぎの特徴
天然魚は河川から遠く2000キロ離れたマリアナ諸島沖まで、数年かけて回遊し遡上します。様々な水質環境や生態系を経ていますので、身が締まり強い魚になっていきます。
私たちは何故か「天然もの」というだけで、何かもの凄く価値あるもののように感じてしまいますが、実際は泥臭い、身が固いということで、、あまり美味しいものではなく、天然ものをそのまま店頭で出すということはほとんどありません。
ある程度成長したうなぎを捕えて、安定したな水質環境と良質な餌でよく肥えさせてから、市場に放出していくことになります。
養殖うなぎの特徴
成魚や若魚を獲ってきて育てたうなぎを養殖うなぎと呼びます。
生け簀での生活は、めまぐるしく変化する自然環境とは程遠く、安定下で良質な餌をたっぷりもらって飼育されますから、身がふっくらで脂のりが非常に良いです。皮も薄く、管理水質下なので臭みありません。
養殖うなぎの問題点とは
生け簀では、性ホルモン・成長ホルモンが未発達であまり大きくならないという欠点があります。
解決策として、人工的にホルモン剤を添加しているわけですが、多ければ多いほど肥えて育つ為、闇雲にホルモン剤を投与した輸入うなぎの安全性が不安視されています。
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