うなぎの消費量日本一はどこ?
日本人はうなぎが大好き。世界のうなぎの消費量の7割は日本であり、まさにうなぎ大国といえます。
しかし都道府県別でみると、うなぎの消費量が一番多いのはどこの県なのでしょうか?
うなぎの消費量トップ3の都道府県と、それらの都道府県の特徴について紹介していきたいと思います。
うなぎの消費量トップ3
2015年に取られた統計によると、一人あたりの年間うなぎ消費量が多い都道府県トップ3は以下のようになっています。
- 1位:石川県 0.73匹
- 2位:滋賀県 0.71匹
- 3位:三重県 0.68匹
- 全国平均:0.38匹
年度によって多少の変動がありますが、上記の3都道府県は、いずれも高頻度でトップ3にランクインしていることから、日本でも特にうなぎの消費量が多い県といえそうです。
うなぎ消費量と生産量は別
うなぎの消費量とは別に、うなぎの漁獲量、うなぎの養殖量なども見てみましょう。
うなぎの漁獲量ランキング(水揚げ量)
- 1位:茨城県 14t
- 2位:岡山県 9t
- 3位:愛媛県、大分県 6t
- 全国計:70t
うなぎの養殖量ランキング(水揚げ量)
- 1位:鹿児島県 8,157t
- 2位:愛知県 5,116t
- 3位:宮崎県 3,348t
- 全国計:20,119t
これらのランキングを見ると、うなぎの生産量 = うなぎの消費量ではないということが分かります。
実際、大阪や東京など、うなぎの産地ではない都市型の都道府県でも、うなぎの消費量はそれぞれ7位、8位と、全国でも高い位置にランクインしています。
うなぎの消費量が多い都道府県の特徴としては、人の出入りが多い、魚介専門点が集まっている、観光名所で人が集まる、などの要因があります。
生産量は必ずしも消費量と比例しないのです。
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