冷凍保存してたサバが変色・・・?原因は?

冷凍保存してたサバが変色・・・?原因は?

冷凍保存していたサバを取り出して見ると、見た目が黄色っぽく変色していたなどといった経験があるかもしれません。これは別に腐ったとかではなく、単純に冷凍焼けの可能性が高いです。

 

 

冷凍焼けとは

冷凍焼けとは、食材を長い間冷凍室で保存したときに、乾燥や油脂の酸化によって、風味や食感が悪くなったり、身が黄色くなるなどの変色を起こしたりする現象です。

 

食べても健康には影響ありませんが、食材本来の美味しさは損なわれてしまいます。特にサバに関しては、脂質が多く含まれるているため、冷凍焼けを起こしやすいと言われています。

 

主な魚(可食部100g)に含まれる脂質の量

  • マサバ…16.8g
  • マダイ…9.4g
  • シロザケ…4.1g
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

 

変色を防ぐ方法

変色の原因となる冷凍焼けは、完全には防げませんが、

 

  • ビニール袋などに入れて空気を抜いて密閉するなど、酸素との接触を避ける
  • 出来るだけ早めに食べる

 

ことで最低限に抑えることはできます。また冷凍したサバは乾燥でパサつきがちなので、味噌煮や醤油煮など水分を多く使う料理に利用することをおすすめします。

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