サバの味噌煮で落し蓋をする理由（必要性）について

サバの味噌煮を美味しく作るポイントの一つに、落とし蓋をするというものがあります。落とし蓋をする理由、必要性としては以下の3点が主です。

 

 

理由１：煮崩れを防ぐ

サバの味噌煮を煮込んでいるときに、身が煮崩れてボロボロになってしまったという経験がある方はいらっしゃいませんか？

 

サバは元々身が非常に柔らかいため、そのまま鍋で煮てしまうと、魚が躍ってしまい煮崩れの原因となってしまいます。

 

そこで落し蓋をすることで、鍋の中でサバが固定されて踊りにくくなります。

 

結果煮崩れを防ぎ、出来上がりが奇麗なサバの味噌煮を作ることができるのです。

 

理由２：味をしみこませる

落し蓋をすることによって、沸騰した煮汁が落し蓋に跳ね返って対流が生まれます。

 

そのため、少ない煮汁でも、しっかりとサバに味をしみこませることができます。

 

また、サバ全体に煮汁が行き渡るため、少ない時間で調理することが可能になります。

 

理由３：蒸発を防ぐ

落し蓋をすることにより、蒸発を防ぎ、煮汁が煮詰まりすぎるのを防ぐことができます。