鯛の味/歯ごたえの特徴
味や歯ごたえなど鯛には鯛にしかない美味しさがあります。その味の特徴をいえば、淡泊ながら甘味とコクのあるうま味が特徴、といえるのではないでしょうか。
コクの正体とは?
鯛の甘みやコクは、鯛に含まれているイノシン酸やタウリン、クレアチニン、クレアチンといった旨み成分によるものです。
また鯛の甘味やコクは、活き締め直後よりも熟成させたほうがより増します。そのため一晩寝かすとより味わいのある鯛になるといわれているのです。
鯛の歯ごたえの特徴は?
鯛は、プリプリとした歯ごたえが印象に残ります。鯛というのは白身魚ながら豊富なコラーゲンが含まれており、それがこの歯ごたえを生み出しているのです。
このプリプリ食感とコクのある味は、刺身で食べて初めて感じられるため、鯛の刺身は鯛料理の中でも特に人気の食べ方です。
逆にコラーゲンは熱によって溶ける性質なので、火を通した鯛の身はとても柔らかい歯ごたえになります。
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