豆アジの美味しい食べ方
アジというのは日本の食卓で大変馴染み深い魚ですが、皆さんは「豆アジ」を賞味されたことはあるでしょうか。
名前を聞いただけではピンと来なくても、「南蛮漬けの魚」と聞くと「ああ、あの小さい魚か」とお気づきになる方も多いかもしれません。
ここでは、豆アジとはどんな魚で、どんな料理に利用できるかを簡単にご紹介します。
「豆アジ」とは
「豆アジ」というのは、学名などのような正式な名称ではなく、豆のように小さいことからこのように呼ばれている、いわゆる通称です。
魚種で言うと「マアジ」の幼魚を指すことが多いようです。
どれくらいの大きさのものを豆アジと呼ぶのかについて明確な定義は無く、概ね10cmまでのものを豆アジ、それより大きめの幼魚を小アジと呼ぶことが多いようです。
食べても美味しい豆あじ
豆アジは、養殖魚のエサとして利用されていますが、調理して美味しく食べることもできます。
豆アジは、包丁を使わずに手で捌くこともできますし、骨や尻尾まで食べられる食材です。以下、豆アジ料理の例をあげてみます。
◆生のまま
・酢に漬けて、にぎり寿司のネタに
◆煮物
・お酒・醤油・みりんで味付け、圧力鍋で煮て、ほろほろ煮に
◆焼き物
・お好みの野菜と一緒にオリーブオイルをかけて、オーブン焼きに
◆揚げ物
・定番の南蛮漬けにして
・素揚げして、麺つゆなどをかけて
・フライにして、ソースやマヨネーズをかけて
・唐揚げ、天ぷら、かき揚げにして
◆酢の物
・酢やレモン汁に漬けて、しめ鯖風に
◆その他
・塩水やお酒で煮たあと天日干しして、煮干に
・ハンバーグの具に混ぜて、煮込みハンバーグに
・塩コショウやカレー粉を振って焼いて、骨せんべいに
ここにあげたものはあくまで一例であり、他にも様々な楽しみ方があります。小さいけれど栄養豊富な豆アジを上手に利用して、美味しくてヘルシーな料理を作りましょう。
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