ムラサキウニと磯焼けとの関係
ウニは、種類によっては違いがあるものの、日本全国の海岸沿いに分布して生息しており、日本人には特に重要視されている海産物です。
しかし、そんなウニが問題に直面しているのが、磯焼けという現象です。特に、ムラサキウニに関係しているというこの磯焼け。
今回、ここではムラサキウニと磯焼けの関係性につい手を考えてみましょう。
磯焼けとは?
磯焼けというと、火事が起こったというような印象ですが、海藻が無くなってしまい海岸が砂漠のようになってしまう減少のことをこういいます。
特に、三浦市で問題となった磯焼けは、サザエやアワビといった貴重な海産物の生育に悪影響を与える、ということで大きく問題視されています。
そして、この磯焼けという状況を引き起こしている要因が、ウニにあるといわれています。
ウニは海藻を食べる
先述した三浦海岸の磯焼けの問題ですが、アイゴといった魚だけではなく、ガンガゼというウニが増殖したことによる影響、と見る方も多くいるようです。
それは、ガンガゼをはじめムラサキウニも海藻を食べるため、あまりにも増殖してしまうと、その場所は磯焼けをおこし、白く何も生物が生息することができない、そういった状態にしてしまうのです。
ムラサキウニは高級とされていますが、ガンガゼは棘が長く、危険といわれています。
ただし、後者のウニも食べることができるので、食物として駆逐することが期待されています。
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