バフンウニとエゾバフンウニの違いは?
味が非常に濃厚で旨味もたっぷりと感じられる、バフンウニ。
ウニ好きの方たちから愛されている、海産物のなかでも人気の高いウニです。
さて、そんなバフンウニなのですが、学術上、全く別ものとして扱われているエゾバフンウニというものがあります。
このふたつのウニは、何がどのように違うのでしょうか。
今回、ここではバフンウニとエゾバフンウニの違いを紹介します。
バフンウニとは?
バフンウニは、たわしのような短い刺を持ったウニで、全国各地に分布しています。
温暖な気候に対応しているため、近年温暖化の影響で北海道などでも漁獲されることが増えています。
最盛期は4月頃です。
エゾバフンウニ
エゾバフンウニはその名の通り、東北地方や北海道に生息しているウニです。
水深が70メートルほどのところに生息しており、比較的深いところに生息しているウニです。
産卵期は10月くらいです。
バフンウニとエゾバフンウニの違い
バフンウニとエゾバフンウニは、見た目だけではその違いをパッと見分けることが困難なほど、似ています。
ただし、エゾバフンウニは大きくなると10cmを超えるため、大きな方がエゾバフンウニと判別しても良いでしょう。
また、エゾバフンウニは非常に味わいが濃厚で、日本で漁獲されているウニの中で最も美味しいといわれているほどです。
旬が春、夏という違いもあるなど、バフンウニとエゾバフンウニは、同じような名前ですが、実は大きく違いもあるという面白いウニなのです。
|
|