ウニ漁の方法や解禁日について
食卓や飲食店に並ぶウニだけを見ていると、一体ウニはどのように漁が行われているのかや、解禁日などを想像できません。
ウニは、通年収穫は可能ですが、生息地によって漁期が定められており、さらにはその漁の方法もさまざまです。
今回、ここではウニ漁の仕方や解禁日についてを紹介していきます。
素潜りやカギ竿
ウニの漁方としては、アマさんなどが素潜りをして、そのまま捕まえてくるようなものがあります。
また、カギ竿という先がかぎ針のようになったものを使い、箱メガネで鮒底を見ながら、ウニに向けてカギ竿を差して捕獲する漁法もあります。
どちらも、伝統的な漁法ですが、アメリカやチリなどでは、網などを使用して大量に穫られることもあります。
ウニの漁期は?
ウニは、一部の生息地で漁期が定められています。
例えば、エゾバフンウニの場合は夏場といわれていますが、もっとも美味しいとされている北方方面の地域の場合、真冬の時期に漁が行われています。
一方ムラサキウニの場合、産卵、繁殖時期を除いた時期が漁期となります。
ただし、利尻島などは5月から9月、函館は11月~と、ウニの産卵期などによって漁期が変わってきます。
一年中、手軽に食べられるウニですが、実は漁期などがしっかりと決められているのです。
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