魚の血抜きの方法:血抜きが必要な理由は?
釣った魚を美味しく食べるためには、釣った魚にストレスを与えずに即座に締めることで鮮度を保つ必要があります。代表的なのは血抜きによる活き締めです。今回はなぜそのような血抜きが必要なのか、その理由について詳しく解説していきます。
血抜きの特徴
締め方には様々な方法がありますが、一般的には小魚向けの氷締めと中型~大型魚向けの血抜きや神経抜きです。氷締めは氷水に小魚を浸すだけで鮮度を保つのに対し、血抜きによる活き締めはナイフで中枢神経を切断し、放血処理を行います。
魚の血抜きの手順と方法
魚のエラ蓋を上げ、胴体の接続部分と尾の付け根の両方の急所を脊髄の中骨までナイフでしっかり切断することで魚を締めます。このあとに、水の入ったバケツに魚を入れ放血させることで血抜きをします。水は何度も交換し、血が混じらなくなったら血抜きは完了です。
血抜きが必要な理由
魚を締めるのと同時に血抜きをする理由は、身に血が回ることによる雑菌の繁殖を防ぐためです。血抜きをしっかり行うことで鮮度を長時間保つことが可能となります。また血抜きを怠ると生臭さが残ってしまうことも一つの理由です。
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