世界でカニの漁獲量が多いのは?
旅館の夕食や和食のバイキング、さらには日本らしい鍋料理の風景の中にカニがいるだけで、ウキウキした気持ちになる方は多いでしょう。
和食のシーンに似合う食材のひとつであるカニだけに、日本独特の食材だと思われている方も少なくはないようです。
実は、カニは世界中でも愛されており、その漁獲量は大変なものです。
今回、ここでは世界でカニの漁獲量が多い国についてをご紹介していきます。
中国がダントツ!
2015年度のFood and Agriculture Organizationという機関が発表した、世界のカニの漁獲量のランキングを見ると、1はダントツで中国という結果となっています。
2位のアメリカが約15万トンという数字に対し、中国は200万トンを超える数字を出しており、ケタの違いを見せつけています。
販路が多いことだけではなく、広く漁場を構えていることも関係しています。
中華料理にもカニは欠かせない存在ですので、国民的にも大変愛されていることが分かります。
日本は?
さて、そうなると日本の漁獲量が気になりますが、統計では12位という数字となっています。
なんと、メキシコやフィリピン、イギリスよりも漁獲量が低く、世界的には多いほうではありながらも、南米地域やカナダ、ロシアに比べればまだまだ漁獲量は少ないといえます。
このデータからも、世界でもカニが大変人気、ということを覚えておきましょう。
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