冷凍などで変色してしまった魚は食べられるの?
長い間、魚を冷凍庫に入れておくと変色してしまうことがあります。見た目もあまり良くないし、食べられるのかも不安になりますよね。
魚が変色した状態は「冷凍焼け」
魚を冷凍していると変色することがありますが、これは「冷凍焼け」と呼ばれる現象で、魚だけでなくお肉でもなります。
冷凍焼けというのは、水分が抜けてパサパサになっている状態です。確かに見た目はよろしくないですが、腐ったわけではないので、解凍すれば食べられます。
ただ、水分が抜けて食感がパサつき、冷凍臭くなるので、かなり味が落ちた状態ではあります。
冷凍焼けした魚を美味しく食べるには
冷凍した魚と同じ量の水と3%の塩をポリ袋にいれて塩水を作ります。
ここに冷凍焼けした魚を入れて口を縛り、2~3日冷蔵庫にいれてなじませます。
こうすることで浸透圧により抜けた水分が魚に戻り、ぱさつきが解消されます。
魚の変色はもとに戻せる?
残念ながら一度変色してしまうと元に戻すことはできません。
冷凍焼けしないように保存するには空気に触れないようにラップに包み、長期間冷凍しないようにしましょう。
また、冷凍庫内の温度が上がると魚も溶けてしまうので開け閉めは最低限にしましょう。解凍と冷凍が繰り返されると変色も進みます。
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