妊婦が魚を食べる場合の注意点
魚は健康にいい栄養素が豊富なので、元気な赤ちゃんを産むためにも、日々の食事メニューに加えたいと考える方も多いでしょう。しかし妊婦さんが魚を食べる場合注意しないといけないことがあります。
魚が持っている水銀に注意
詳しくは【なぜ魚に水銀が含まれるのか?どこからきてるのか?】で解説していますが魚は微量ながら水銀を含んでます。
水銀は人体に有害な物質ですが、通常尿や髪の毛として体外に排出されているので、魚を食べ続けても健康上何の問題もなく過ごせます。
しかし妊婦さんの場合、水銀の影響がお腹の赤ちゃんの方に行ってしまうリスクがあることが問題で、極端にたくさん食べるなどした場合、先天性の障害を持って生まれてくる可能性があるのです。
その為妊婦さんが魚を食べる場合、ある程度の摂食制限を設ける必要がでてきます。
食べても大丈夫な魚
魚は水銀を持っていますが、持っている量は魚によって様々です。
◆食べても大丈夫
厚生労働省の資料によると、妊婦さんが食べても大丈夫な魚を「キハダマグロ、サケ、アジ、イワシ、サンマ、サバ、ブリ、ツナ缶など」としています。
◆注意が必要
逆に注意が必要なのはキンメダイ、メカジキ、クロマグロ、クジラ、イルカなどです。もちろん食べられないことはないですが、食べる量に注意が必要なんです。基本的に食物連鎖の上位にいる魚は危ないと思ってください。
「これからママになるあなたへ-お魚についてしっておいてほしいこと-(厚生労働省)」で食べてもいい魚とその食べ方に関する情報が詳しくまとめられています。
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