魚介食品のアレルギー表示の仕方
魚介系のアレルギーはかなり酷くなる事もあるので注意が必要です。その為アレルギー持ちの人は常に食品のアレルギー表示に気を使わなければなりません。消費者庁が決めている表示義務のある魚介食品や、表示の仕方などをまとめました。
アレルギー表示の対象
消費者庁ではアレルギー表示の対象を25品目としています。そのうち魚介類は「エビ,カニ,アワビ,イカ,イクラ,サケ,サバ」の7品目。おなじみの食品ばかりですが、この中でも表示義務があるものと推奨されているものとで分けられます。
表示義務があるのは2品目だけ
消費者庁によると、魚介食品の中でもアレルギー症状が酷く、患者数も多い「エビ,カニ」は表示を義務付けしています。
一方で症状がそこまで酷くなかったり、患者数も少ない「アワビ,イカ,イクラ,サケ,サバ」に関しては、表示を推奨するということでした。
表示の仕方
アレルギー表示は一般的に「ソース(えびを含む)」や「(一部にえび、かに成分を含む)」のように原材料と一緒にカッコ書きで書かれます。
ただ、中には「魚介エキス(魚介類)」と書かれているものもあり、この場合、材料の魚介をごちゃまぜに使っているので何が入っているのか特定できていないということになります。
つまりアレルギー食品が含まれている可能性もあるということですので、こういった表示の食品は避けた方がいいでしょう。
材料に使っていないのにアレルギー表示されることも
その食品に魚介食品を使っていなくても、同じ工場でアレルギー食品を使ったものを生産していることはありますよね。その場合、気付かないうちに混ざってしまう可能性もあります。
もちろん最低限のチェックはしているでしょうが、万が一のことがあってはいけないので、
- 本製品に使用している◯◯はエビを食べています
- 本製品に使用している◯◯は、カニの混ざる漁法で採取しています
このように注意喚起の文章を表示するようになっています。こういった表示があるものも、できる限り避けた方がいいでしょう。
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