魚の食べ過ぎは痛風の原因?
「風が吹いただけでも痛い」なんて言われる痛風の原因はプリン体だとされています。そして魚にはプリン体が多く含まれていますので、魚を食べ過ぎると痛風の原因になるというのは、正しいといえるでしょう。
そもそも痛風とは?
痛風は尿酸が増えて関節に溜まることで痛みがはしる病気です。「風が吹いただけでも痛い」なんて言いますよね。でも実際はただの関節痛と間違えるくらい微弱な痛みのときもあるんですよ。痛風は何度も繰り返されるので、「また関節痛?」という痛みがある人は疑った方がいいかもしれません。放置していると悪化するかもしれません。
尿酸値が上がる原因は「プリン体」
プリン体が尿酸値を上げる原因になります。
魚類学者で、タレントとしても有名な「さかなクン」は2012年末に「尿管結石」で病院に運ばれましたが、その原因は魚の食べ過ぎだと言われています。
魚はプリン体を多く含むものが多く、食べ過ぎると尿酸がたまり結石をつくる原因になりやすいのです。
プリン体が多い魚介
イワシ,アジ,アナゴ,ウナギ,カツオ,白子,魚卵(ウニ,イクラ,カズノコなど)など
アジやイワシといった赤身魚にプリン体が多く、ブリ・サケ・アユ・ヒラメなどの白身魚はプリン体が少ない傾向にあります。
魚を食べるときの工夫
毎日3食魚ではなく、1日ごとに魚を食べるようにしましょう。とくに白子や干物はプリン体が多いので毎日食べるのは控えたほうがよさそうです。また、プリン体は水に溶けるので煮魚などにすると摂取量を抑えることができるでしょう。
いくら魚が栄養豊富でもそればかり食べると栄養が偏ってしまいます。肉も野菜もバランス良く摂るように心がけましょう。
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