アサリの種類
アサリ、ハマグリ、シジミ、ホタテ・・・。貝には、いろいろな種類があります。そして、そのひとつひとつの貝にもまた、複数の種類があるというのをご存知でしょうか。
ここでは、食卓に上ることの多い、人気のアサリについて、どんな種類があるのかをご紹介していきます。
アサリとはどんな貝?
日本の全域に生息する、殻の長さが最長部分で5㎝ほどの二枚貝です。殻の色や模様は様々で、生息場所によって違うと言われています。生物上の分類名は「軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目マルスダレガイ科アサリ属アサリ」で、アサリ属に属する貝を「アサリ」と呼びます。
アサリの種類
「オオアサリ」「オニアサリ」など、名前に「アサリ」と付く貝は多数あります。その多くは、アサリと同じマルスダレガイ科に属してはいますが、アサリ属の貝ではありません。アサリ属の貝は、「アサリ」の他に「ヒメアサリ」と「ヨーロッパアサリ」の2種類があります。
ヒメアサリ
アサリより小ぶりなので、この名がつきました。長さは約3㎝で、アサリほど厚みもありません。本州以南から沖縄にかけて、生息しています。
ヨーロッパアサリ
地中海からイギリスにかけて生息しています。漁が行われるのは、主にフランスやスペイン、ポルトガルです。見た目は、アサリとほとんど変わりません。
スーパーなどで売られているのは「アサリ」で、「ヒメアサリ」は市場に出回っていません。ヒメアサリは、小さくても身が殻いっぱいに詰まっていて、味も良い貝です。海に行けば、波打ち際でよく見つかるので、潮干狩りで取って食べるのも良いかもしれませんね。
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