半開きや水管が出たままのアサリは死んでるの?
アサリを調理しようとしたら、半開きになっているものや水管が出ているものがある・・・。
こんな時、食べてもいいのかどうか迷ったことはありませんか?
アサリがこのような状態になるのは、どうしてなのでしょう?
また、そのアサリは死んでいるのでしょうか?
アサリが半開きになっていたり、水管が出ていたりするのは何故?
考えられる理由としては主に以下の二つです。
- アサリが売りに出される時には、鮮度を保つために、パック内の水温を低くしています。この時のアサリは活動を休止している状態にあり、半開き、または水管が出たままになっていることがあります。
- 砂抜きに使う塩水の濃度は、海水と同じ3%にすると上手くいきます。塩分濃度が低いとアサリが弱って、半開きになったり、水管が出たままになったりします。
アサリが生きているか死んでいるかの判断は?
アサリが生きているか死んでいるかの見分けは、以下の方法でつけることができます。
- 冷やされて動かなくなっていても、生きているなら、常温の水に浸けておけば一時間ほどで動き始めます。
- アサリの浸かっている水が白く濁っている場合、死んだアサリが含まれています。
- アサリは死ぬと強い異臭を放ちます。においがきついものは死んでいます。
- 流水に当てるなど、刺激を与えても口が閉じなければ死んでいます。
- 加熱しても口が開かないものは死んでいます。
アサリが水管を出している時、急に強い刺激を与えると、アサリは驚いて水管を出したまま口を閉じてしまうことがあります。
これはアサリが死ぬ原因になります。生死確認のために刺激を与える時は、お手柔らかに。
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