アサリの美味しい食べ方
手に入りやすくて調理が簡単。その上、何と言っても味が良い!人気のアサリが秋の旬を迎えます。
アサリを美味しく食べるには、どんな風に調理すれば良いのでしょう?そして、アサリの美味しさを生かした食べ方とは?
アサリの美味しさの正体は?
アサリなど貝類特有の美味しさは、コハク酸という旨み成分によるものです。とても強い旨みなので、他の食品から出汁を取る必要がありません。
この旨みを十分に引き出すには、少量の水に入れて加熱を始めることです。
アサリを美味しく食べるには?
加熱をし過ぎないことが大切です。過度の加熱は、アサリの身を固くし、せっかくの旨みを消してしまいます。口が開いたら火を止めましょう。普通の大きさのアサリで、沸騰してから2~3分、大きなものは4~5分で開きます。
貝に潜むウィルスの感染に関しては、85度以上で1分間以上加熱すれば、感染の危険性はなくなるので心配はいりません。
また口の開かないものは死んでおり、傷んでいる可能性があるので捨てましょう。
アサリの旨みを最も楽しめるのが酒蒸しの作り方
- アサリを、水300ml、塩小さじ1と1/2の塩水に浸けて、砂抜きをする。冷蔵庫で2~3時間置く。
- ①を流水で擦り洗いした後、水気を切る。
- 鍋に、アサリ、にんにく、酒、醤油を入れ、蓋をして蒸す。火加減は、強めの中火で。
- アサリの口が開いたら(上記の時間を参照)火を止め、青ネギを散らして出来上がり。
アサリには、バターもよく合います。酒蒸しに小さじ1程度入れると、また違った味が楽しめますよ。
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