死んだアサリの見分け方は?

死んだアサリの見分け方は?

加熱しても口が開かないアサリは、死んでいるから食べてはいけない、と教わったことがあると思います。

 

まれに、生きていても開かないことがありますが、やはり食べない方が無難でしょう。

 

他にも、死んだアサリを見分ける方法があります。これから、それらをご紹介します。

 

 

加熱前の見分け方

死んだアサリが混ざったまま加熱調理すると、料理全体に生臭さが残ってしまう恐れがあります。

 

できれば加熱前に、死んだアサリを取り除いておきたいもの。以下にご紹介する方法を試してみましょう。

 

  1. アサリは外部からの刺激を感じると、身を守るために口を閉じます。その習性を利用して見分けます。ボウルなどの中に水とアサリを入れ、刺激を与えるためにかき混ぜます。この時点で口が閉じているものは、生きていると判断します。口が開いていたり、水管が外に出ていたりする場合は、指で強めに触れてみましょう。動きがない場合、アサリは死んでいます。
  2. 水の中でアサリ同士を擦り合わせます。力を加えることで口が開いてしまうなら、そのアサリは貝柱の機能が上手く働いていません。死んでいると判断できます。
  3. 生臭いにおいがするものは、死んで身が傷んでいる証拠です。取り除きましょう。

 

加熱中の見分け方

水温が50度くらいになると、生きているアサリは口を少し開きます。その後水が沸騰して完全に火が通ると、大きく口が開きます。

 

一方、死んでいるアサリは、沸騰するまで口を開くことはありません。

 

加熱中に、鍋の蓋を開けてアサリの状態を見てみましょう。殆どのアサリが半開きになっているのに、口を閉じたままのものがあれば、それは死んでいます。

 

鍋から取り出し、生臭さで料理の味が落ちてしまうのを防ぎましょう。

 

死んだアサリを見分けるのは、なかなか難しいものですが、加熱して口が開くなら、そのアサリは食べても大丈夫です。

 

開かないものは、死んで傷んでいる可能性があるので、無理にこじ開けて食べるのはやめましょう。

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