サバ×味噌×生姜の相乗効果:サバの味噌煮が身体に良い理由
サバの味噌煮というのはサバと味噌と生姜をいっぺんに摂取できる非常に健康に良い料理です。
サバ・味噌・生姜の健康効果は以下の通りです。
サバの効果
たんぱく質、脂質、炭水化物という、いわゆる「三大栄養素」を見てみると、サバは、健康な身体を作るのに不可欠なたんぱく質が豊富です。
またサバには、DHA(ドコサヘキサエン酸)/EPA(エイコサペンタエン酸)という不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
これらは体内で合成することができない必須脂肪酸であり、脳の働きをよくしたり、血液をサラサラにする効果があるとされています。
味噌の効果
味噌の原料となる大豆には、良質な植物性たんぱく質が豊富に含まれています。
本来あまり消化吸収が良くない大豆も、味噌に加工されることにより、たんぱく質が酵素によって分解され、より身体に吸収されやすいアミノ酸などに変わるのです。
生姜の効果
生姜には、「ショウガオール」という成分と、「ジンゲロール」という成分が含まれています。
ショウガオールには、血行を良くして体温を温めるとともに、脂肪を燃焼し糖の代謝を促進する効果があるとされています。
またジンゲロールには、免疫細胞である白血球を増やし、免疫力を高める効果があるとされています。さらには、強い殺菌力もあります。
このようにサバの味噌煮は動物性・植物性のたんぱく質がバランス良く摂れ、血流や血行を良くする相乗効果も得られる素晴らしい料理なのです。
「さばみそ」として長い歴史の中親しまれてきたのには美味しさだけが理由ではないのです。
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