サバは高血圧予防/改善に効果あり?
高血圧は、動脈硬化を引き起こす主要な原因のひとつと言われています。
動脈硬化とは動脈の壁が厚くなったり固くなったりして、血流が悪くなると起こる病変です。
動脈硬化は悪化すると、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞など命に関わる病気もつながります。
サバに含まれるEPAに効果が期待
動脈硬化は血流が悪くなる病変です。サバには血液をサラサラにするEPAが豊富に含まれているので、ひとまず血流を改善し、心筋梗塞や脳卒中などの二次被害を予防するのには効果が期待できるでしょう。
EPA(エイコサペンタエン酸)の効果
EPAは、体内で合成することができない必須脂肪酸のひとつです。血小板凝集を抑制する作用により、血液の粘性を解消し、血流を良くする働きがあるとされています。血流が良くなることで、血圧を下げるのに一定の効果があるといえるでしょう。
またサバに含まれる魚油には、血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす働きがあるとされています。
悪玉コレステロールが血管壁に蓄積されてしまうと、血液が流れる空間が狭くなり、その結果血圧が上がってしまうのです。
よってサバを日々の食事に取入れるのは、高血圧の予防や改善を目指す上で悪くないチョイスなのではないでしょうか。
塩分の摂りすぎにも注意
また高血圧には様々な要因があると言われていますが、そのうちの一つに塩分の過剰摂取があります。
塩焼きにするにせよ、味噌煮にするにせよ、通常よりも塩分を抑えて調理することをおすすめします。
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