猫や犬にサバを食べさせて大丈夫?
サバも火を通したものをたまにあげるくらいなら問題ありません。しかしあげすぎは問題ありそうです。
サバには不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。これは人間にとっては脳の働きをよくしたり、血をサラサラにしたりなど、良いことづくめとされます。
不飽和脂肪酸の採りすぎに注意
ただ不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)は体内で分解される際、ビタミンEを大量に消費し、それにより犬や猫はビタミンE不足になりやすく、黄色脂肪症という病気にかかることがあるそうです。
参考サイト:猫の黄色脂肪症(イエローファット, 汎脂肪組織炎)
黄色脂肪症の症状:
脂肪が黄色く変色し炎症を起こす。発熱、食欲不振、毛づやが悪くなるなどの症状が表れ、痛みを伴うことから触られるのを嫌がったり、ぎこちない歩き方をしたりするようになることがある。
生で与えるのはNG
またあげるとしても、必ず加熱したものを与えるようにしてください。サバは刺身として売られているもの以外、寄生虫のリスクが非常に高く、生で与えるのは危険です。
中毒にも気を付ける
また犬や猫であっても中毒を起こすことはありますので、決して消費期限が切れた悪くなったサバを与えるようなことはしないでください。
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