赤ちゃんにサバはいつから?離乳食としてのサバ食を考える

赤ちゃんにサバはいつから?離乳食としてのサバ食を考える

サバのような脂多めの赤身魚は、離乳食完了期(1歳~1歳6ヶ月)から食べさせたほうがいいみたいです。

 

サバは消化酵素が強いことから、腐敗しやすく中毒者を起こす例が少なくないことから、ある程度免疫力がつくまで待ったほうが良いと思います。

 

 

アレルギーの心配について

産婦人科の先生の指導や母子手帳の記述などを参考にすることは大前提ですが、まずもって念頭においておきたいのは食物アレルギーについてです。

 

サバは大丈夫?

厚生労働省の資料によれば、特定のアレルギー体質を持っている場合に、呼吸困難や意識障害といった命にも関わる重い症状がでる食べ物として「サバ」もあげられています。

 

また、離乳期を過ぎた3歳児の例ではありますが、東京都の調査によると、5.4%の3歳児がサバによる食物アレルギーと診断されたという結果があります(「アレルギー疾患に関する3歳児全都調査」(平成21年度)/東京都福祉保健局による)。

 

発症するかしないか、また発症する場合もいつ発症するのかなどは個人差があり、一概には言えません。

 

どうしたらよいか

家族にサバによる食物アレルギー疾患の既往歴があったり、赤ちゃんが既に発症している場合には、食べさせる前に医者に相談したほうがいいでしょう。

 

またサバを食べた後にアレルギー症状が出たからと言って、サバアレルギーかどうかはわかりません。

 

ヒスタミン中毒や、アニサキスアレルギーなど他の原因も考えられますので、サバを含め何をどのくらい食べたら、何分後にどんな症状が現れたかなどをメモしておき、お医者さんで診てもらって原因を特定しましょう。

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