サバの脂は太る?ダイエット中サバはNGなのか
秋に獲れた脂ののったサバを塩焼きにしたり味噌煮にしたりすると大変美味しくいただけますが、特にダイエット中に気になるのは、その脂。
一般的に、脂質はとり過ぎると肥満になりやすいとされますが、ダイエット中サバはNGなのでしょうか。
サバに含まれる脂質と推奨摂取量
文部科学省が公表している『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』の日本食品標準成分表(魚介類)によると、焼いたマサバの切り身(可食部100g)に含まれる脂質は22.4gとなっています。
脂質に関して日本人(20~69歳)の1日当たりの目標摂取量は、男女とも推定エネルギー必要量のうちの20~30%とされています。
日頃、通勤・買物・家事・軽いスポーツなどをされている普通の活動レベルの30~49歳の方だと、男性で約2700kcal、女性で約2000kcalが推定エネルギー必要量、
その20~30%の脂質を摂取するとなると、男性の場合60~90g、女性の場合44~67gあたりが推奨摂取量ということになります(脂質1グラムあたり9kcalで計算)。
サバは切り身1切れが大体100~130gくらいなので、100gあたり22.4gの脂質量と考えれば、一日に2切れも3切れも食べるのでなければ、とくに神経質になる必要はないのではないでしょうか。
運動をダイエットに取入れているのならなおさら気にすることはありません。
むしろサバには基礎代謝に必要なタンパク質が豊富ですので、運動と合わせたダイエットにはむしろ良いと考えます。
|
|