クラゲの繁殖方法は?雌雄はあるの?
クラゲは日本各地で生息している大変身近な生物です。
最近は水族館でも人気があり、さらにペットとして飼育もされているほどです。
そこで今回は、そんな人気者の生物であるクラゲの、繁殖方法や性別についてご紹介いたします。
クラゲに性別はあるの?
海中をゆらゆらと漂っている、不思議な生物であるクラゲ。
クラゲはプランクトンに分類されれるように、自分ではほとんど動きません。
そのため、雌雄同体と思っている方も多いかもしれませんが、きちんとオスとメスに分かれています。
クラゲはオスとメスに分かれているため、それぞれが卵子か精子を海中に放出するか、メスが精子を体内に受け入れることによって受精します。
クラゲには別の増え方もある。
クラゲはこのように、有性生殖で増えてゆきますが、実は他の方法でも繁殖することができます。
クラゲは、受精卵が孵化すると、プラヌラと呼ばれる幼生が生まれ、海底の岩や貝殻の上に着床するとポリプに変化します。
実はこのポリプは雌雄同体で、無性生殖でどんどんと増えていきます。
成長するとポリプが変化し、やがてクラゲになるのです。
クラゲは有性生殖と無性生殖の両方を行う、大変珍しい生物です。
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