クラゲに目・脳・心臓はあるの?
最近は水族館でも人気のクラゲ。クラゲ専門の展示場所を作るなど、各水族館がクラゲの展示に力を入れています。
そんな人気のクラゲですが、クラゲの体についてはご存知でしょうか。
今回はクラゲの目や心臓、脳についてご紹介いたします。
クラゲには脳がない?
人間であれば、生きていくために脳が必要ですよね。
ものを考えるのも、体を動かすのも、全て脳からの指令で動きます。
ですが、クラゲには脳がありません。その代わり、クラゲには散在神経という神経が体に張り巡らされており、神経同士のやり取りによって、体を動かします。
そのため、反射のようなうごきであるため、複雑な動きはほとんどできません。
クラゲには目がある?
クラゲには実は目があります。全てのクラゲに目が備わっているわけではありませんが、網膜やレンズが備わった、きちんとした目を持つクラゲが存在します。
ただし、クラゲには脳がないため、どのように映像を処理しているのかは分かっていません。
クラゲには心臓がない?
クラゲには心臓も血液もありません。クラゲから血が出ているのを見た人はいないと思います。
ですが、血管の代わりに、水管というものがあります。これを通って、体に酸素や栄養をいきわたらせるのです。
ですが、クラゲには心臓がないため、送りだす器官をもっていません。そのため、クラゲ自身が傘の開閉をして、全身に酸素などを送りだしています。
脳も心臓もないなんて、クラゲは不思議な生物ですね!
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