クラゲの体の構造や水分の割合について
クラゲは食用として昔から日本人に親しまれてきました。
クラゲの前菜などはクラゲ料理の定番でもあります。
そんな身近な存在であるクラゲですが、クラゲの構造などについてはご存知でしょうか。
そこで今回は、クラゲの体の構造や水分の割合についてご紹介します。
散在神経
私たちが何かを考えたり、体を動かしたりするのには脳が必要ですよね。ですが、クラゲには脳がありません。
クラゲには散在神経という神経が体に張り巡らされており、この神経同士がやり取りをして体を動かします。
そのため、複雑な動きなどはせず、一種の反射に近いような動きです。
水管
クラゲには心臓がありません。クラゲには血液がないため、心臓を必要としないのです。
ですが、体に酸素や栄養をいきわたらせるために、水管というものがあります。
これを通って全身に栄養等を送りますが、心臓がないため、クラゲ自身が傘の開閉をして、全身に栄養等をいきわたらせているのです。
水分
クラゲは体のほとんどが水分で出来ています。その割合は何と95%です。
残りはほとんどがゼラチン質のタンパク質で、このわずかな量のタンパク質が、水分を繋ぎとめています。
|
|