魚にコラーゲンは多いのか:効果や含有量について

魚にコラーゲンは多いのか:効果や含有量について

煮魚の煮汁は冷やすとプルプルしてゼリーみたいになりますね。あれはコラーゲンが煮汁に溶け出て冷えて固まる為に起きる現象です。

 

今回はこのコラーゲンにフォーカスし、コラーゲンの効果やコラーゲン含有量について解説しています。

 

 

そもそもコラーゲンとは

あのプルプルした感じから脂だと勘違いしてしまいそうですが、実はタンパク質なんです。タンパク質は私たちの肌や血管、骨や臓器など体のさまざまな部分を作るのに欠かせない栄養素で、「三大栄養素」と言われています。

 

コラーゲンを摂って得られる効果

コラーゲンには、肌のシワ予防・血管を健康に保つ・関節を丈夫にするなどの効果があります。また、髪の毛や傷の治りにも関わっているので美容健康両面で欠かせない栄養素なんです。

 

お肉のコラーゲン含有量はどのくらい?

コラーゲンは魚でしか摂取できないわけではありません。鶏や豚などからも摂取することが可能です。そこで着目して欲しいのが「どちらのほうが効率よくコラーゲンを摂取できるのか」という点です。

 

◆肉のコラーゲン含有量
コラーゲンが多いお肉といえば、鶏もも肉・鶏の軟骨・牛すじ肉などが挙げられます。100gあたりのコラーゲン含有量は以下の通り。

 

  • 鶏もも肉(1,560㎎)
  • 鶏の軟骨(4,000㎎)
  • 牛すじ肉(4,980㎎)

 

お肉にも相当量のコラーゲンが含まれています

 

◆魚のコラーゲン含有量
魚×コラーゲンというとフカヒレが有名です。フカヒレのコラーゲン含有量は100gあたり9,920㎎と圧倒的。しかし高級品なので庶民がおいそれと手をだせるものではないですよね。そこで手軽に手に入る魚でコラーゲン含有量が多いものをピックアップしてみます。

 

  • 皮付きの鮭(2,410㎎)
  • サンマ(1,820㎎)
  • マイワシ(1,060㎎)

 

意外にも肉と魚のコラーゲン含有量を比較するとお肉のほうが多いのです。

 

しかしコラーゲンの摂取を目的とするのなら、やはり魚の方をおすすめします。魚由来のコラーゲンは動物由来のコラーゲンよりも吸収効率(約7倍)が良い為です。同じ量でも魚のほうが効率よくコラーゲンを摂取できます。フィッシュコラーゲンはサプリメントや美容ドリンクにも使われているほどです。

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