うなぎを捌くのに資格は必要?
プロの料理人が、うなぎの目玉に釘を突き刺し、頭から尾に向かってスッーと包丁を通し、あっという間に開きにしてしまう様を、見たことがある人は多いのではないでしょうか。
まさにプロの業といった印象を受けますが、あのようにうなぎを捌くには何か特別な資格が必要になるのでしょうか?それとも、資格などが無くても誰でも捌いてよいものなのでしょうか?
うなぎを捌くのに資格はいらない
結論からいえば、うなぎを捌くために、特別な資格は必要ありません。やり方さえ知っていれば、資格を持っていなくてもうなぎを捌いて食べることができます。
確かに料亭などで働く料理人にとっては、[串打ち3年・裂き8年・焼き一生]などと言われている通り、億が深い仕事であることに変わりはありません。
なのであえて言うならば、絶え間ない努力が最低限の資格といえるでしょう。あくまでプロレベルを志す人にとって、という話ですけどね(^_^;)
うなぎに毒があるって聞いたけど・・・
うなぎには毒が含まれているので資格を持たない人が捌くのは危険ではないのだろうか?と疑問を持つ人がいるようですが、その心配はいりません。
うなぎの血液に含まれている“イクシオトキシン”という毒は過熱することで無毒化されます。蒲焼きや白焼き、天ぷらなど、加熱調理して食べる分には、毒の心配をする必要はないでしょう。
刺身で食べる場合
うなぎの刺身はこりこりとした食感で甘みがあり美味しいのですよ。しかしうなぎを刺身で食べる場合は、血抜きなどの下処理を入念に行う必要があり、素人がやることはおすすめできません。うなぎの刺身について詳しくは【何故うなぎは刺身では食べないの?】でもご紹介しています。
|
|