うなぎの蒲焼きを冷凍保存する場合の注意点
食べきれずに余ってしまったうなぎの蒲焼き。すぐに食べる予定がないのなら冷凍保存してしまいましょう。
冷凍やけを防止する
農林水産省が公表している資料『冷蔵庫のかしこい使いかた』には、食品の「冷凍焼け」の防止を促す記述があります。
冷凍焼けとは、長い間冷蔵庫の冷凍室で食材を保存したときに、乾燥や油脂の酸化によって、風味や食感が悪くなったり変色したりする現象です。
食べても健康に害はありませんが、素材本来の旨味は大幅に損なわれてしまいます。1か月以内を目安に、できるだけ早めに食べ切るようにしましょう。
冷凍前によく冷ます
蒲焼きが暖かいまま、冷まさずにラップやビニール袋などに包むと、水蒸気の水分などが原因で細菌が繁殖しやすくなるおそれがあります。
サルモネラなど食中毒を引き起こす細菌は冷凍しても生き残ります。
よって冷凍前にはよく冷ましたうえで(ただし、長時間常温で置きっぱなしにはせずに)、ラップやビニール袋などに包み、できるだけ空気に触れないよう密閉してから冷凍してください。
冷凍したうなぎの解凍方法については【冷凍したうなぎの蒲焼きの解凍方法】で解説しています。
せっかく手に入れたうなぎの蒲焼きですから、鮮度や品質が落ちないようポイントをおさえて上手に保存し、美味しくいただきましょう。
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