シジミ採りのおすすめスポットやシーズンは?
皆さんは、しじみ採りに行かれたことはありますか?
潮干狩りでアサリなどを採るのと比べると一般的とは言えないのかもしれませんが、しじみは日本に広く生息しルールやマナーを守れば採ることもできます。
ここではしじみ採りのおすすめスポットやシーズンをご紹介します。
シジミの生息域
日本在来種のシジミは3種類いますが、河川や湖沼などの淡水域を好むもの (マシジミ、セタシジミ)もいれば、河口や海とつながった湖など、淡水と海水 が混ざり合う汽水域を好むもの(ヤマトシジミ)もいます。
おすすめスポット
ここでは、日本で流通量が多く、広く食用とされている「ヤマトシジミ」を例に じじみ採りのおすすめスポットをご紹介します(※東日本を中心に紹介しています。西日本には、ヤマトシジミの名産地として知られる島根県の宍道湖がありますが、宍道湖ではシジミ漁業許可を受けていない者による採捕が禁止されています)。
【北海道】
- 網走湖女満別湖(北海道網走郡):オホーツク大空町観光協会facebook
【東北】
- 小川原湖(青森県上北郡東北町):おがわらこ公式ブログ(小川原湖漁業協同組合)
- 十三湖(青森県五所川原市):青森県観光情報サイト「アプティネット」
【関東】
- 涸沼(ひぬま。茨城県鉾田市、東茨城郡茨城町、大洗町):茨城県「涸沼でしじみを採るには」
【中部】
- 木曽川下流域(愛知県愛西市・立田大橋付近): 愛知県「遊漁に関するルール」
おすすめの時期
シジミは、遊漁規制が無いところでは通年採捕することができます。
『俳句歳 時記』(角川書店)を見ると、シジミは春の季語とされています。
シジミ(ヤマトシジミの場合)の産卵期は夏(6~9月頃)ですが、春の季語として選ばれているのは、産卵前の春、栄養をたっぷり蓄えたシジミの美味しさが理由と思われます。
地域にもよりますが、春先はまだ肌寒いところが 多いので、水が温み気候が良くなるゴールデンウイークあたりに出かけてみて は如何でしょう。
遊漁規制があるところは、都道府県や漁業組合などの情報をあらかじめ確認し たうえで(年によりルールが変わる場合があります)出かけてください。
お店で買ったシジミももちろん美味しいのですが、自分で採ったシジミの味は 格別です。体験されたことが無い方も、是非足をお運びください。
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