イカの沖漬け、寄生虫は大丈夫?

イカの沖漬け、寄生虫は大丈夫?

イカを使った酒の肴で人気のメニューがイカの沖漬けです。
醤油みりん酒をベースにしたタレに生のイカを漬け込んで作ります。
もともとは漁師さんが船の上にタレを持ち込んで、
獲れたてのイカを用いて作ったために沖漬けと呼ばれています。

 

 

イカの沖漬けと寄生虫

イカの沖漬けが生のイカを使っているなら寄生虫が心配ですよね。
タレに漬け込んでいるから寄生虫は死んでいると思うかもしれませんが、これは間違いです。
生イカを使っていれば、寄生虫がついている可能性があります。
沖漬けの材料である醤油や酒などの調味料ではイカの寄生虫は死滅しません。
生イカを加工し沖漬けにしたものを、そのまま食べることはとても危険です。

 

寄生虫を防ぐ調理法

イカの寄生虫アニサキスを死滅させるには冷凍することが大切です。
マイナス20度で24時間以上冷凍すれば生イカに付着していた寄生虫は死滅できます。
市販されているイカの沖漬けはこの方法が用いられています。
加工された沖漬けは冷凍イカを使っている場合と、沖漬けにしてから冷凍した場合があります。
どちらもきちんと冷凍処理しているため、寄生虫は死滅しています。
そのまま安心して沖漬けを食べることができます。

 

イカの沖漬けを自宅で作る時は、生イカを冷凍処理してから使って下さい。

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