タコの生態(形態・食性・習性・生息域など)
スーパーなどでもよく見かける、日本人には大変身近な食材であるタコですが、タコの生態などについては意外と知らない方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、そんな知られざるタコの生態についてご紹介いたします。
タコの特徴
タコは見た目通り8本の足がありますが、学術的には腕と表現されることが多いです。タコの足は、全てを脳が完全に動かしているわけでは無く、半分独立して動いているため、自分で足を切断して、切れた足でも動き続けることができます。
また、擬態も得意で、一時間に100回以上変色したことが確認されています。そんな擬態が得意なタコですが、自分自身は色盲です。
生息域や習性、食性等
タコは世界的に広く分布しており、日本でも各地で生息しています。比較的浅い海の岩礁やサンゴの中に生息しており、夜行性です。
タコはこのように岩礁やサンゴの中に隠れる習性があり、これを利用して、タコ壺を使った漁が用いられています。
主なエサとしては、甲殻類や二枚貝を食べており、獲物を腕で捕獲した後、毒の入った唾液を注入して獲物を麻痺させ、硬い殻もこじ開けて食べてしまう賢さも持ち合わせています。
いかがでしたでしょうか?普段何気なく食べている、タコの生態がお判りいただけたかと思います。
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