タコとイカの吸盤の違い

タコとイカの吸盤の違い

日本では大変身近な食材であるタコ。スーパーでもよく見かけることもあり、家庭で調理する機会も多いと思います。そんな身近な食材であるタコですが、同じような食材であるイカとは吸盤の役割などが違うのをご存知でしょうか。今回は、タコとイカの吸盤の違いについて紹介します。

 

 

タコとイカの吸盤の違いは?

タコの吸盤の役割は、獲物に巻き付いて吸盤で吸い付くことにより、逃げられるのを防いだり、自らが岩場などに吸い付くことにより、外敵から引きずり出されるのを防いだりしています。

 

タコの吸盤が吸い付く仕組みは、吸盤の中の圧力を下げることで、対象に吸い付く仕組みとなっています。

 

また、タコの吸盤は対象に吸い付くだけではなく、吸盤で、味やにおいを感知することができると言われています。そのため、タコは吸盤を使って、獲物のにおいを感じ取り、獲物を捕獲するのに役立てています。

 

一方、イカの吸盤はというと、イカは水中で泳ぐ魚などを捕まえてエサとすることが多いため、足の先に吸盤が密集している造りとなっています。

 

また、イカの吸盤には、吸盤の内側に硬いギザギザの刃のようなものが付いたリング状のものがついており、これを滑り止めとして、獲物に絡みつき捕まえた後に離さないようにする効果があります。

 

いかがでしたでしょうか?タコとイカにはそれぞれ吸盤の役割が違います。

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