タコに血液は流れてるの?
日本人が大好きな食材であるタコ。唐揚げにしたり、タコ焼きにしたりと、家庭料理や縁日での屋台などで大活躍の食材です。そんな身近な存在であるタコですが、皆さんはタコの血液についてご存知でしょうか。今回は、タコの血液について、ご紹介させていただきます。
タコに血は流れている?
ご家庭で、生のタコを買ってきてさばいたことがある方は、不思議に思ったことがあるかもしれません。家でタコをさばいた時には、タコからは血が出なかったと思います。と、いうことは、タコには血液は流れていないのでしょうか。
実は、タコにもきちんと血液は流れています。タコの血液にも、酸素を全身に運ぶというきちんとした役割があり、それによってタコは生命活動を維持しているのです。
タコの血の色は?
タコには血が流れていると説明しましたが、さばいた時に血が出なかったのはなぜでしょうか。実は生きたタコの血は、青色をしています。
これは血液中に含まれるヘモシアニンに銅が含まれていて、酸素と結びついて青くなるからです。
ですが、死んだタコは酸素を取り入れていないため、ヘモシアニン本来の色である透明な色になっているため、血が無いように見えるのです。
いかがでしたでしょうか?タコにもきちんと血が流れているのです。
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