ノルウェー産のサバが美味しい理由:脂乗りがいいのは何故?
サバは日本近海でとれたものもありますが、特にウェイトを占めているのがノルウェー産の鯖です。
海外産より国産のほうが美味しいというイメージの人は多いと思いますが、このノルウェーのサバ、国産よりも美味しいと評する声も多いです。
ノルウェーのサバは脂のりが良い
ノルウェー産のサバは国産のサバとは比較にならないほど脂が乗っています。この脂乗りの良さが美味しさの秘密でもあります。では、なぜこれほど脂乗りが良いのでしょうか。
餌が豊富
まずノルウェーのサバが泳ぐ大西洋には、日本国内の海に比べて、エサが豊富であることが挙げられます。
ノルウェー近海には、海藻が生い茂っていて、プランクトンが豊富にあり、食べ物に困らないので、十分肥えることができるのです。
水温が低い
ノルウェーの海は日本近海と比べて水温が低いです。水温が低いと、防寒対策として餌をたくさん食べて多くの脂肪をつけます。
資源管理がしっかりしている
ノルウェーは日本よりも資源管理の意識が強いです。継続可能な漁業を目指し、未成魚を取ったりせず、脂の乗った大きいサバだけを漁獲し、全体数が減らぬよう管理しています。だから安定して脂の乗った大きいサバだけを輸出することができます。
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